地番と住所

法務局からもらった書類と、不動産会社からもらった書類の番号が違うということがあるかもしれません。

法務局は主に地番をつかっています。不動産会社の資料では住所と呼ばれる番号を使っていることがあります。

地番はすべての土地につけられる番号で、税金の処理のために国がつけた番号です。

住所は、自治体において住居表示実施地区というのを定めた場合に、建物を基準に割り振っていく番号です。

なので地番は大抵の物件にはあるのですが、住所は市街地でないと割り振られないはずです。

地番と住所が同じになるのはその場所は住居表示実施というのをしていないからだと思います。

見分けるポイントとしては、地番は００００番、住所は０番－０号というようなかたちになってるはずです。

このような違いのため、法務局で登記事項証明書を取ろうとして住所を入力するととれない、ということが発生したりします。

お手元の資料で、たとえば固定資産税の通知書などで、あらかじめ地番を調べてから取りに行くといいですね。

あと、ネットでも登記簿の情報は見ることができます。登記情報提供サービスというものです。これで、公図も登記簿もPDFで有料で取得できるので、調べるための用途ならこれでもいいでしょう。